日本社会科教師招請研修 韓国学ワークショップ2009  NO.2 本文へジャンプ

NO.1

2009年10月19日から11月1日までの韓国研修について報告します。

 研修ではソウル大学を飛び出し、水原(スウォン)、扶余(プヨ)、慶州(キョンジュ)、天安(チョナン)などの地方にも出かけました。古代から近代、さらには現代にかけて、日本とも関わりのある場所にたくさん出かけました。深まりゆく秋も感じましたし、自分自身が日韓の歴史を見つめる上でも有意義な機会となりました。

落花岩
 百済滅亡の地、プソ山城です。1年生とは訪韓前に、この映像を見ていましたので、この地に是非行ってみたかったです。いつの時代も戦時性暴力はあるんですね。悲しいことです。
仏国寺
 新羅の都、慶州(キョンジュ)にあります。私は2度目の訪問となりましたが、深まる秋の気配を感じました。朝鮮出兵でここも焼かれたんですね。
昌徳宮
 朝鮮王朝時代の離宮である昌徳宮(チャンドックン)です。韓国併合の話し合いがもたれた宮殿もありました。秋の1日、宮廷音楽の音色が心地よかったです。

独立記念館
 ソウルから高速バスで1時間、さらに自動車で30分。この記念館は天安(チョナン)にあります。自主研修日に1人で行きましたが、展示が展示だけに、日本人として複雑な思いになりました。まわりはすべて韓国の方々でした。
南山公園
  ソウルタワーのある南山(ナムサン)公園です。アンジュングンの記念館もありました。この公園はかつて「朝鮮神宮」があった場所です。頂上のソウルタワーにも行きましたが、家族連れやカップルが多く、さみしい思いをしました。
研修終了
 2週間の研修が修了し、ソウル大学から修了証をいただきました。この経験を教育現場で還元するのはこれからです。
カムサハムニダ!
ハングック!