2年間の歴史学習の最後に、「冷戦、冷戦後、そしてテロ後…〜現代の日本と世界〜」と題して単元を構成しました。過去、現在、そして未来を見据えて「現代史」を扱いたいものです。新学習指導要領(2008年3月告示)においても、これまで「近・現代史」として一括して扱っていたものを、「近代史」と「現代史」に分けて扱うことになりました。「現代史」の充実が求められている証しではないでしょうか。扱った内容は以下の通りです。「同時多発テロ」が記憶の片隅に残っていることすら疑わしい中学生ですので毎時間「映像」も視聴し、視覚に訴えることにしました。また、最後に「渡満した人たちのその後」と題して「中国残留孤児」や「シベリア抑留者」の様子などを確認しました。以前扱った単元「満蒙は日本の生命線か?〜世界恐慌と満州事変〜」や単元「世界は地獄を見た〜第二次世界大戦〜」の中で渡満した人たちに注目したからです。
なお単元の最後に、2年間の歴史学習をふりかえって生徒たちがまとめた感想を、社会科通信『ピース』に掲載しました。ご覧ください。
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