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 紹 介

 本校は、津和野町の北に位置し、付近には官公署、商店、人家が密集している。しかし、周辺地域では、近年過疎化現象が激しく、児童数も年々減少している。ほぼ、南北に流れる高津川に沿ってJR山口線と国道9号線が山口市と益田市に、また、吉賀川に沿った国道187号線が岩国、中国自動車道に通じ陰陽分岐点となっている。

 江戸時代、この辺りは津和野藩亀井氏の所領であったが、日原村(校区の中心地)だけは幕府直轄の天領で、日原銅山が開かれ明治まで続いた。この間、津和野藩領の中にあって、天領としての独自の生活と文化が生じ天領気質といった独特な気風も生まれた。

 しかし、明治、大正、昭和、時代変遷の中で民風も一新し、進取、開放的となった。また、旧日原町時代から先達による産業振 興、工場誘致、生活道の整備等過疎の風波の中で地道な発展を遂げた。近年は、地場産業の振興、天文台、山村開発センター町民体育館、民俗資料館、カントリーパーク、道の駅等も設置し、ふるさと創生の意欲が高い。学校教育についても関心が極めて高く、保護者・地域共に支援を惜しまない。

 
  歴  史

1873

(明治 6)年

民舎仮用の寺子屋教育が始まる。

  80

( 〃13)年

劇場を改造して校舎とする。この頃、公立日原小学校となる。

  89

( 〃22)年

校名を日原尋常小学校及び日原簡易小学校と称する。

  90

( 〃23)年

火災により全校舎及び記録一切を消失する。

  92

( 〃25)年

校舎を新築する。

  93

( 〃26)年

校名を日原尋常高等小学校と改称する。

1917

(大正 6)年

前校舎を新築する。

  27

(昭和 2)年

後校舎を増築する。

  38

( 〃13)年

講堂を新築する。

  41

( 〃16)年

日原村日原国民学校と改称する。

  45

( 〃20)年

太平洋戦争終結する。児童数655名(但し、高等科を除く)

  47

( 〃22)年

日原町立日原小学校と改称する。

  50

( 〃25)年

児童数718名。 

  57

( 〃32)年

児童数760名(最高児童数 33年より児童数の減少著しくなる)

  65

( 〃40)年

児童数458名。

  67

( 〃42)年

鉄筋三階建て校舎竣工する。

  73

( 〃48)年

開校100周年記念式典を挙行する。(児童数328名)

  76

( 〃51)年

商人小学校を統合する。(児童数295名)

  78

( 〃53)年

柳小学校廃校に伴い、渓村地区を校区に編入する。

  81

( 〃56)年

へき地教育開発事業発表大会を開催する。

  82

 

( 〃57)年

 

プール(5コース、附属棟)竣工する。国民体育大会(くにびき国体)開始式において本校鼓笛隊(5・6年)演技行う。

  83

( 〃58)年     

第24回島根県教育研究大会で授業(算数・理科)公開する。

 

 

島根県福祉教育研究指定校(昭和60年度まで)となる

  86

( 〃61)年

文部省指定体力つくり推進校発表大会(昭和59年指定)開催する。

  89

(平成 1)年

児童数231名。

  90

( 〃 2)年

第13回島根県特別活動研究大会(鹿足大会)開催する。

  92

( 〃 4)年

校舎及び共同調理場大規模改造(内部)

  93

( 〃 5)年

校舎大規模改造(外部)(児童数232名)

  94

( 〃 6)年

文部省奉仕活動等体験学習研究推進校発表大会(平成5年指定)開催する。

  95

( 〃 7)年

文部省同和教育推進地域指定(平成8年度まで)

99

( 〃11)年

島根県地域ふれあい学習推進事業指定校(3年次)(児童数166名)

2000

( 〃12)年

島根県書写教育研究大会開催する。

  03

( 〃15)年

新図書室完成。放課後児童クラブ「日原ひまわりクラブ」創設される。

  06

( 〃18)年

新屋内運動場竣工する。(児童数125名)

   

 

町村合併により津和野町立日原小学校と改称する。

   

 

学校安全に関する研究校委嘱(平成1718)され、東京で発表する。

  08

( 〃20)年

第49回島根県教育研究大会で授業(生活、体育)公開する。

  10

( 〃22)年

校舎耐震化工事、中庭・池修繕工事を行う。

 
  1.教 育 方 針

教育基本法、学校教育法にある教育の目的、方針に則り目標の達成に努める。

 

学校、家庭、地域の連携のもと、人権・同和教育を基底に据え、郷土愛とともに国際的視野を拡げ、「生きる力」の育成に努める。

健康で調和のとれた人間形成を目指して,個性の伸展と生涯教育の基盤の形成を図る。

 

 

 

※「生きる力」

 

基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力

自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性

たくましく生きるための健康や体力 など

 

 

 

2.学 校 教 育 目 標
 
     
 3.今年度教育活動の重点(新生 日原小)

@

確かな学力の向上を図る。

 

年間授業時数の確保

授業日数の増 ・月・学期毎の時数集計と補充 ・行事の精選、見直し等

 

授業力の向上・質の転換

児童の実態把握と個に応じた指導のための教材・教具の開発と活用(ICT機器)

知識・技能の活用を図る(観察・実験、レポート作成、論述等)多様な学習活動

学習観の転換と共通理解、授業公開による授業観察・研究、各種研修会への参加

県学力調査結果の経年比較、課題把握、授業改善

 

表現力(思考力、判断力を含む)の向上

発達段階に即した言語活動(記録、要約、説明、論述等)の重視

学級で一つ継続的な表現する(スピーチ、日記や短作文、暗誦・朗読、視写等)場や機会の設定

表現する場の創造と工夫(全校朝会、児童朝会・集会、学習発表会、学級活動等)

 

基本的スキル向上

「読み、書き、計算」を中心とした朝自習タイムの充実

校内一斉の漢字・計算大会の実施

補充時間の確保、家庭と連携した学習習慣確立

 

読書指導の充実

火曜日の読み語りと水曜日の朝読書

読書ボランティア活用による学校図書館の環境整備と活用

委員会活動の工夫と長期休業中の家庭と連携した取り組み

 

 

A

豊かな心を育む。

 

人や地域と関わる活動の充実

児童同士の人間関係作り(学級、縦割り班活動、ロング昼休み、集会活動等の工夫)

※須川児童への配慮と須川地区との連携強化

ふるさと教育(地域のひと、もの、こと活用)の充実

一流に触れる機会の設定(感動体験、キャリア教育)

道徳教育の充実と発展(豊かな体験活動と人材活用)

自分たちの学校生活を見つめなおす児童会活動の活性化

 

積極的な生徒指導と相談活動

役割分担の明確化と全校体制での取り組み(職朝での情報交換、生徒指導職員会、TG)、QUテストの活用

 

特別支援教育の充実と連携(担任、にこサポ、コーディネーター)

個別の指導計画の作成と評価、家庭への周知・連携

外部関係諸機関との連携強化(SSW、SC、保健師、児童相談所、福祉事務所)

カウンセリングマインドによる教育相談(学級で、全校でのぺちゃくちゃタイム)

家庭との連携(電話連絡、連絡帳・学級通信、個人懇談、家庭訪問等)

 

 

B

健やかな体を育む

 

心と体の一体化をめざした健康(体力・生活習慣)作り

全校の目標設置と意識化(児童の全員出席77日以上)

新体力テストの活用による体力づくりの意識化と継続

家庭と連携した早起き、早寝、朝ごはん運動

楽しい雰囲気での朝マラソン、朝ビクス(会話、ふれあいを大切に)

各種行事(町小体、郡陸上、校内ロードレース大会、日原ロードレース大会等)への積極的な参加

食育の推進・実践(学校栄養士との連携)

命を育む性教育、保健指導(養護教諭との連携)

安全指導の徹底(安全点検・避難訓練を含む)

   

4.学級編制

 
学  級 児童数 学級数
学年 性別
1 6 1
6
12
2 8 1
8
16
3 7 1
5
12
4 15 1
12
27
5 14 1
7
21
6 4 1
12
16
合 計 54 6
50
104

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